さぬきの輪の集い in 高松市(大島)

さぬきの輪

香川県内の地域おこし協力隊が月に一度集まる「さぬきの輪の集い」。
今回の開催場所は瀬戸内国際芸術祭開催中の高松市の離島・大島です。

本来ならば、隊員の活動地域や活動場所を視察するものですが、今回の隊員・小瀧の活動地域は「高松市」全体。広すぎです。

高松市で開催するにあたって場所をどこにしようか?
この機会に足を運んでもらいたい場所はどこか?
真っ先に思い浮かんだのが大島でした。
島のほぼすべてが、ハンセン病回復者のための国立療養施設。交通手段は民間のフェリーではなく官有船が航行しています。

完治する病にもかかわらず、差別と偏見により強制隔離され、島で一生を終えた後も故郷に帰ることが許されない人も多かったといいます。
今なお、治療を終えた入所者さんが生活を送る特殊な歴史をもつ島です。
島の納骨堂に眠る人は、1909年の開設以来2000余名。

2010年から開催されている瀬戸内国際芸術祭をきっかけに島外との交流が積極的に行われ、2019年4月からは一般の乗船も可能な定期航路となりました。

高松市民ですら知る機会が少なかった大島。
この島のことを知り、訪れるきっかけにしてもらいたいという思いから開催地に選びました。

島内のガイドツアーは瀬戸内国際芸術祭を支えるボランティアサポーター「こえび隊」によるもの。
瀬戸内国際芸術祭の会期中は毎日開催されています。

ガイドツアーに参加した後、高松市地域おこし協力隊の小瀧が活動報告会を行いました。

実はこれまでにも高松市開催=活動報告会の打診をいただいていたものの「活動報告するほどのことはしてないので……」と先延ばしにしていました。

しかし、協力隊の任期もちょうど最終年度に突入したタイミング。
県内の隊員も新しい顔ぶればかり。ということで、自己紹介を兼ねて、これまでの活動の経験が少しでも役に立てばと思いお話ししました。

試行錯誤しながらの事業化、立ちはだかる行政の壁など、これまでのあれやこれやを振り返るとともに、残りの時間で何ができるかを考える機会にもなりました。

帰りの船の時間までは、少しの自由時間。
開催中の瀬戸内国際芸術祭のアート作品をめぐる人や、社会交流館で島の歴史にふれる人、思い思いの時間を過ごせたようです。

「気になっていたけれど来る機会を作れなかった」
「開催地が大島と聞いて楽しみにしていた」

そんな声が聞こえてきて、島を知る・訪ねる機会にできてよかったなと感じました。

ご協力・ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

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